新図書館いろいろ ― 2007年06月25日
・愛媛県東京事務所に職員1名を2年間派遣。目的は企業誘致情報等の収集など。県との人事交流として実務研修も。
Q 火事の際の非常時無線、どこの家かすぐわかるように番地も放送すべきでは?
A 個人情報など障害はあるが、改善をはかりたい。
そして注目の新図書館建設問題に関しては、
・土地取得価格が高すぎる。なぜ土地開発公社を救済する必要があるのか。
・建設ありきに納得していない。文教地区に建設するのが自然な姿。16cm冠水した事実もある。
・議会や市民への説明が不足していたとは思うが、中身を詳しく聞けば納得できる。
・合併で広くなった大洲市。いずれは内子も合併することになるだろう。拠点都市は交通の結節点であり重要なエリアである。50年先を考えて、建設に賛成する。
・反対運動が起こった以上は、プロセスにも問題があったのではないか。
・今ある物が無くなることになれば反対も起きる。総合的に判断する必要がある。建設検討委の結論を尊重したい。東若宮が適地であると思う。地元でも異論はない。13億円で足りるのか、心配なほどである。
・もう少し検討委の内容を公表すべきだったとは思う。地域では反対は少ない。新図書館は市民の願いであった。子ども、高齢者に配慮した利用しやすい施設を建設してほしい。
といったような意見が各委員より出てました。市教委からは、土地購入価格については、「公社の当初の売出価格で購入する。わざわざ安くして市が再取得する意味はない」との答弁も。
結局、図書館建設地の変更請願は「不採択」に賛成が5名で、不採択となりました。
また、検討委でのプロセスについては「昨年12月の第1回から現在まで6回行った。3月6日の第4回で東若宮が適地との中間報告をまとめ、市に提出した」との答弁も。あれ??
私の記憶では、旧大洲署跡地を合併補助金で市が取得すると報告を受けたのは今年2月28日の議会運営委員会でした。中間報告を取りまとめている時点で、既に旧大洲署跡地が市所有になることは判明していたはず。後で、市教委にこの点を確認してみると「議論の大枠は出ておったので、検討委に旧大洲署跡地取得の件は特に報告していない」とのこと。
「東若宮が適当」との結論の前提に、「旧大洲署跡地は県所有であり、活用するには新たに市が購入する必要がある」ということがあったのです。前提条件に変更があれば、速やかに報告し再度議論すべきだった、と私は思います。この新図書館建設、やっぱり過程に問題が多いですよ。
29日の本会議では、私も討論を行う予定です。
市民福祉委員会 ― 2007年06月25日
・大洲市国民健康保険税の値上げについて。課税所得の低下で運営が非常に苦しいが、医療分は据え置き、介護分を値上げする。収納率は94.2%。
・国民健康保険資格証の現状は、H19年3月末で191人。傾向として、給与、営業、農業の各収入の厳しい状況が背景。納税意識の欠如している肩も一部に。対策として、一部納税で短期証への切り替えなどを工夫している。
・今年度より開始の粗大ゴミの回収について。毎月1度回収。
・大洲市の高齢化率は27.6%。
・長浜町青島には看護士が常駐。週に一度町内の医師が現地へ。現在の人口は41名。
・医師不足への取り組みについて、依然として厳しい状況。昨年より研修医を1名確保し、市内や市外の他病院に協力してもらい、こちらで研修を受けてもらっている。
地方の医療福祉は問題山積です。
***今日の街頭演説***
フレッシュバリュー大洲店前にて17時より約30分。
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