大洲市議会自主解散 ― 2005年09月07日

　今日、ついに市議会自主解散を行いました。解散したとは言え、9月25日告示10月2日投票という日程は任期満了の場合と変わりません。

　その一方で、今日の本会議では議員報酬増額条例案も賛成多数で可決されています。居残り議員の皆さんは一週間在籍しただけで9月分の報酬も丸々支給されることに。これにより、旧郡部の議員さんは一人平均約45万円の特別ボーナス支給と、引退される議員年金受給権者の方は年金額までアップとなりました。議員報酬増額条例案の賛成討論に対して議場からは「そのとーり！！」と甲高い声が響き、なんとも言えないシュールな光景です。

　昨日の台風災害で多数の被災者が出る中、自分たちの報酬増額を最優先する市議会。少しは良心が痛まないのかしら。去年の8月31日、水害のさなかの天守閣完成イベント決行を私は痛烈に批判しましたが、http://www.ne.jp/asahi/ehime/hirossy/nikki0408.html
あの時より、タチ悪いのでは？？

　まさに「合併して良かった（議員だけ）と思えるまちづくり」の面目躍如といったところでしょうか。知らんぞ、一揆が起きても。まじで。

by 中野寛之 [市議会自主解散問題] [コメント(0)｜トラックバック(0)]