改選後初の臨時会、そして議長選・・ ― 2005年10月07日
そしてそのマニフェストを私も拝読しました。
http://www.ne.jp/asahi/ehime/hirossy/051006manifest.html
私も大洲市議に初当選以来、3回の正副議長選に立ち会いましたが、大洲市議会においてこれは画期的な取組みだと思います。吉岡猛議員本人と向井敏憲議員からマニフェストを遵守する旨の正副議長選挙投票依頼を受け、私は両氏への投票を決定しました。
そして午後2時からの本会議。議長選の結果は、有効28、無効2。有効28票の内、清水久二博氏16票、吉岡猛氏12票、という結果に。市長与党自民クラブと白票の公明共産両党以外の会派が、吉岡猛議長候補で一本化したということです。まさにマニフェスト効果!私もいつもの議長選であれば当然白票なんですが、今回の「議会改革」という大義名分を掲げられると、投票せざるを得ません。清水候補も、ご自身の所信なり政策なりを投票前に披露していただければ、両候補を比較検討することもできたのですが残念でした。議長選挙改革は次回議長選までの重要なテーマですね。
正副議長選出の後は、各常任委員、特別委員の任命と正副委員長の互選です。私は市民福祉委員会と議会運営委員会に所属が決定。市民福祉委員会では向井、水本議員より「議長選マニフェストの趣旨に沿って、公平公正な委員会運営を約束する」との申し出が事前にありましたので、両氏の正副委員長就任に異を唱えませんでした。議会運営委員会では委員長に山下勝利氏を推す意見が。旧大洲市議会の議運委員長としての山下氏の公平公正な議事運営を高く評価する私としては、山下氏の委員長就任に賛成しておきました。
人事の後は、提案された議案の審査です。今臨時会には正副議長の報酬を5%減額、議員は3%減額する条例案が提案されています。私はもちろん報酬の引き下げに賛成です。しかし、わずか一ヶ月前に旧郡部選出32名の報酬額を引き上げて、また引き下げとはねえ。最初から下げとけばいいじゃん。一ヶ月で財政状況が変化したわけでもあるまいし。この点、市長の見解を質す質疑を行いました。
議会規則において、臨時会では質疑のみと決まっています。質疑では「自分の考え」を述べてはいけないルールになっています。これに対して、年4回の定例会では市政全般の一般質問として自由に自分の考えを述べてもよいということになっているのです。
ところが私の後に質疑を行った有友議員と大野議員は、自分の考え言いまくり。これはいかんやろ、と私が思っていると清水議長から「ただいまの大野議員の発言は質疑の範囲を越えています。以後、注意してください」との指摘が。これは清水議長の言う通りだと思います。ところが、議席の大野議員からは「○×○×じゃろが!」と口汚い不規則発言。ベテランであるなら、最低限議会のルールは守るべきです。特に今回は新人議員も多数いるんです。「議会はなんでもあり」では示しがつきません。今後は、議会運営委員会を通してこの問題を取り上げようと思います。
改選後わずか5日での臨時会で、さすがに私も疲れ気味です。
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