小沢一郎代表、愛南町にやってきた その22007年07月19日

熱のこもった演説
(その1の続き)
 「残り時間から見て演説は10分ほどかな?」と思いましたが、ビールケースの上に飛び乗った小沢代表は約30分の大演説をぶちます。

・なんでも自由競争、市場原理主義の小泉安倍政治のもとで、効率のみで農業や地域が切り捨てられている現状。

・「弱きを助け強きを挫く」のが本当の政治。今の自民党は逆のことをやっている。

・私もかっては自民党で幹事長までさせてもらっていた。しかし、自民党の中からの改革は不可能だった。このままでは自分を支持してくれている人たちの気持ちに応えられないと感じ、離党し細川連立政権をつくった。今回は二大政党制の確立に向けた最後の機会だと思い、政治生命の全てをかけてこの選挙に臨んでいる。

・ろくでもない政治でも、みなさんの一票で変えることができるのが議会制民主主義の良いところ。我々に託して欲しい。

・南宇和高校出身の友近としろうは、愛媛FCのキャプテンを務めていた男。集団の気持ちをまとめ、ひとつの目的達成にまとめあげるリーダーシップの持ち主であり、政治の世界でも立派に通用する。


 小沢代表のすぐ脇でこの演説を聞いていましたが、南予人の一人として心に染み渡る内容でした。会場を見渡しても600人の目は真剣そのもの。炎天下の中、一人も立ち去る人もいません。「集めた」人でない「集まった」人だからこそなのでしょう。田園風景の中で、民主主義の原点を見る思いです。田中角栄直伝の小沢流「川上戦術」の真髄を間近で触れることができ、私は自分の政治観が変わるほどの衝撃を受けました。本当にいい経験をさせてもらったことに心から感謝です。

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