「何か形のあるものを」-一般質問2日目2007年03月13日

 一般質問2日目は、上田栄一議員(自民ク)、桝田和美議員(公明)、有友正本議員(超党派)、大野新策議員(共産)の4名。

 新図書館の建設は財政再建に逆行しないのか?という質問に対して、大森市長「選挙の洗礼を受けるものは、何か形のあるものをはっきり市民に示したいものだ。これは議員のみなさんもそうだと思う」と答弁。

 ちょっと待って、私も議員ですけどそのようには考えていません。私の政治家としての目標はあくまで「大洲市民の福祉の向上」です。「福祉の向上」につながるのなら、ハコ物の建設に賛成しますが、そうでないのなら反対します。ハコ物建設は「福祉の向上」の手段であって、決して目的ではありません。ハコ物建設することが政治家の仕事だとすることは、これは明らかに本末転倒。建設すること自体が目的となってしまった感のある山鳥坂ダム問題と同根なのでは。
 
 社会的インフラが未整備だった時代なら、大森市長の仰る通りだと思います。しかし、この考え方が現在の大洲市の財政悪化を招いた遠因なのもまた事実でしょう。長浜町第三次開発もすごいハコ物計画並んでますけど、いったいどうするのかな??

 大野新策議員の質問の後、中野茂明議員の緊急質問を巡って議事進行が混乱。何度も発言を訂正する清水議長に対し、「本会議場で、議長が何度も言い換えたりすなよ!」と小泉紘文議員のキツーいヤジ。私もつい笑っちゃいました。自分も含めて全議員、全会派がもう一度議会規則、申し合わせを確認する必要があります。


  ***今日の街頭演説***
 キムラチェーン大洲店前にて17時より約30分。