出張してお勉強 その12009年01月14日

シンポジウム会場にて
 「中央と地方の格差の本質と解決策」と題するシンポジウムを聴講に0泊2日で京都市に行ってきました。

 第一部の基調講演は橘木俊詔(同志社大学経済学部教授)による「地域間格差の本質」です。様々なアンケートやデータを基にした講演でした。内容としては
・東京には高学歴者が集まっている。それは広告代理店業のような高収入の仕事の機会は都市部に集中しているからである。
・地方では食糧自給率が高く、また治安、自然環境、景観・静けさなどの住環境において満足度が高くなっている。
・管理職に占める女性比率は地方の方が高い。
・管理職や専門職は都市部に集中。よって高学歴の労働者も都市部に集中する。
・地方の優秀な高校生は都会の大学に進学し、そしてそのまま都市部に居住する。優秀な人材が都市部に流れている実態がある。
・しかし、地方には住みやすさがある。カネをとるか住みやすさを取るかの個人の選択でもある。


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出張してお勉強 その22009年01月14日

浅野史郎氏(慶大総合政策学部教授、元宮城県知事)
 記念シンポジウム第二部のパネルディスカッションは「中央と地方の格差の本質と解決策」です。パネリストは浅野史郎氏(慶大総合政策学部教授、元宮城県知事)、大田弘子氏(政策研究大学院大学教授、元内閣府特命担当大臣)、吉田浄氏(日本科学技術振興財団理事)、橘木俊詔(同大経済学部教授)の4名でした。

 わりと硬い内容の講演が続いた後、浅野史郎氏がマイクを持つと、非常に親しみやすい話ばかりで聴衆を大いに沸かせていました。長く政治の世界にいた方の表現力や人を引き付ける力というものは、学者の方とはまた違うものがあると改めて感じます。