2005年大洲市議会第7回臨時会会議録 討論2005年11月28日


【討論】
○8番中野寛之議員 無所属の中野寛之です。
 第115号議案大洲市一般会計補正予算及び第127号議案から第129号議案の条例の一部改正について、反対の立場から討論させていただきます。
 まず、今回条例の一部改正、特に第130号議案職員の給与に関します条例の一部改正について、一般職員に関しましては、12月から3月分全会計の予算で総額245万2,000円の減額となっております。この点に関しましては現在の大洲市の非常に厳しい財政状況を考えますと、やむを得ない、人事院勧告に基づきまして給料の引き下げというものはやむを得ない、私はこのように考えております。
 また、公務員の給与の件に関しましてもこれを引き下げるべきでないという意見もございますが、私は引き下げないという意見があるのであれば財源を明確にしてから述べるべきである、私はこのように考えております。
 私が非常に問題にしておりますのは、第127号議案から第129号議案の中身でございます。これによりますと先ほどの助役の御答弁にもございましたように、市長が5万4,165円、また議員も2万182円の期末手当の増額でございます。合計は78万2,329円と、大洲市の一般会計予算が253億円を考えますと、額としては微々たるものではございます。しかし、私は再三申し上げておりますように、大洲市が今後財政を立て直していく、財政の再建をやっていくためには、まず市長以下議員、我々がまず給料を下げる。そして血を流す、その上で職員の皆さんにもお願いして人件費の抑制を図っていく。これらを進めた上で市民の皆さんに対して大洲市の財政はこれだけ悪いんだと、どうか市民の皆さん、協力してほしい。このようにして財政の再建を進めていくしか方法はない、私はこのように考えております。
 その点から考えますと、逆に職員は下がるのに対しまして、四役以下議員の手当が上がってしまうのでは、非常に説得力に乏しい、このように考えております。
 また、先ほどの助役答弁の中でも県内の他市に合わせた引き上げであると、このような御意見がございました。しかし、現在愛媛県内の11市の中でも、我大洲市の財政状況は最悪の部類になっております。このような状況の中大洲も他市に合わせていくというのであれば、やはりこれは説得力に乏しいと言わざるを得ません。
 また、市民感情、さまざまなことに関しましても引き上げというものはやはり市民の皆さんの理解は得られない、私はこのように考えております。
 以上をもちまして私の反対討論、以上をもって終わらせていただきます。御清聴まことにありがとうございました。

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