脱力-安倍新総裁再現ドラマ2006年09月23日

一応見てみました、この番組。
http://www.asahi.com/culture/tv_radio/NIK200609210003.html

 露骨なゴマすりのすごい番組。先週の小泉内閣再現ドラマもそうでしたけど、報道の精神はどこへやら?そりゃ何でも反対しろとは言いませんが、もうすこし時の権力者に対して批判的視点も必要なのでは。北朝鮮を笑えませんわ。

石破議員の正論-毎日新聞記事より2006年09月24日

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20060923ddlk31040198000c.html

愛国心:どうなる日本-私の視点/11 声高に言う人間は信用しない /鳥取
 ◆衆議院議員・石破茂さん(49)

 ◇育てるのでなくあるもの--祝日には必ず国旗掲げる

 男女の愛情と同じで、「愛国心」にも良い面も悪い面も正面から見据える理性と勇気が必要だろう。ただ、内面で密かに思うものなので、声高に言う人間は信用しない。教育基本法に定めても、日本が検定教科書である限り思想信条の自由を侵す心配は少ないが、かといって定めてどうなるものでもない。

 そもそも、育てようとして育つものでなく、元々あるものだ。私は国民の祝日には必ず、門前に国旗を掲げる。我が家では、それが子どもの仕事だった。今では鳥取の自宅周辺でも少なく、国旗が風呂敷売り場で売られているのを知らない人も多いだろう。父はキャリアの行政官として戦地に赴き抑留されたが、国を否定する親の言葉を聞いたことがなかった。

 世界規模のスポーツイベントで愛国心を感じる若い人が多いというが、あの熱狂ぶりを見て「ヒトラー・ユーゲント(ナチスの青少年組織)の再来か」と怖くなった。ああいう人は極右に走りやすくて、権力者にとって本当に利用しやすい。

 教育の効果はすごい。防衛を専門にやるようになったのは、北朝鮮の現状を視察したのがきっかけだった。当時の指導者は金日成で、子どもから高齢者までが「素晴らしい!」と徹底的に教えられ、信じている。中国や韓国の歴史教育も見てほしい。愛国心を作るのは簡単だ。

 だから、教育目的に愛国心を規定するのは難しい。かの国のようになりたくはないし、今のように自分の国を何となく嫌いになる教え方もよくない。さまざまな見方を教えて議論できる教育が望ましいが、国の良い面だけ教えることにつながりかねず、国家主義的な教育をされる危険性がある。

 最近は、自民党内の若い議員を見ても、怖い。過去の戦争を「すべて正しかった」と考えていて、頭は大丈夫かと疑いたくなる。日中戦争は明らかに侵略戦争だし、韓国併合は植民地化で、自衛戦争の面がある太平洋戦争でも、インドネシアの人を日本人化しようとしたのは間違っていた。

 なぜ戦争を始め、途中で止められず、負けたのか--。そこから目をそらし、責任の所在を不明瞭にするのは愛国心ではない。戦争を語ることがタブーとされてきた反動で、「戦争に負けた」と教わった昭和40年代前半までとそれ以降の世代の分水嶺が消え、社会が左から右に大きく振れている。

 この2~3年、大っぴらにナショナリズムが叫ばれ、不快だ。国は戦中、言論統制により新聞など批判勢力を排除し、従わなければ「非国民」と斬り捨てた。なぜ同じことを繰り返すのか。そんなやり方では、国を誤っても幸せにすることはあり得ない。愛国心をあおって戦争し、負けたのが日本だ。【聞き手・松本杏】

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 ■人物略歴

 ◇いしば・しげる

 県知事や自治相を務めた元参院議員、石破二朗氏の長男。86年に29歳で衆院議員に初当選。02年9月~04年9月に、小泉内閣で防衛庁長官を務めた。現在7期目。

毎日新聞 2006年9月23日


・・・コメント・・・
 これは正鵠を得た意見!石破議員を見直しました。「戦争に負けた」という結果に目を背けるようでは、また同じことの繰り返しです。大洲市でも「選挙に負けた」という結果を直視しない方々もおられるようですが。

6人が登壇-9月議会一般質問初日2006年09月25日

 初日の登壇者は午前が、叶岡廣志議員(自民ク)、山本光明議員(自民ク)、西村豊議員(共生派)。
 午後は、武田雅司議員(超党派)、中野茂明議員(超党派)、二宮淳議員(超党派)で、計6名が一般質問。

手違い-一般質問2日目2006年09月26日

 一般質問2日目。午前は、安川哲生議員(自民ク)、上田栄一議員(自民ク)、桝田和美議員(公明)。と、この時点で時刻は11時15分であり、私は午前中に登壇することに。私の手違いもあって。一分ほどごたごた。近隣席の議員より「議長が言えいよんじゃけん、はよ行けや(怒)」なんて叱責も。ちょっと遅れただけでそがい怒らんでもええやん(T_T) 傍聴予定の皆さんにもご迷惑かけました。午後は有友正本議員(超党派)。

 しかし、質問する議員によって返ってくる答弁の誠実さが全然違うんだよねえ。良くないことではあるんだけど、相手も人間だから気持ちは理解できなくもないんですが。

 終了後、議員控室にて。
某議員「中野さん、あんたはえらいわい。ようこらえた。あんたは大人じゃ」
私「いえいえ。とりおうたらついになりますけん、もうてがいません」

↑大洲弁のニュアンスで理解してね♪

総務文教、市民福祉委員会-常任委員会初日2006年09月28日

 午前中は総務文教委員会を傍聴。午後は私の所属する市民福祉委員会。
 介護保険制度が改正され、従来の「要支援」を「要支援1」とし、また「要介護1」の一部を「要支援2」とする新予防給付事業を、大洲市は平成19年4月から実施するという説明が。
 従来の制度で「要介護1」(支給限度額月16万5800円)だった方が新制度で「要支援2」(支給限度額月10万4000円)に判定されると、支給限度額が月間6万円以上も削減されてしまうことに。大洲市内で現在「要介護1」の方は約550人、この内300から400人が「要支援2」に移行が見込まれるとのことです。これは影響が大きいですよ。

企画財政、建設農林委員会-常任委員会2日目2006年09月29日

 午前中は企画財政委員会、午後は建設農林委員会を傍聴。夜は喜多小にて「喜多小学校児童生徒をまもり育てる協議会」に出席。

記念日?-大洲市議就任4周年2006年09月29日

 今、気づいたんですが、今日9月29日は、私が大洲市議に初当選してちょうど4年になる日でした。当時はまだ20代だったんだなあと、しばし感慨。

 道半ばの自分としては4年程度で後ろを振り返る余裕はまだまだありません。とはいえ、これから先の4年間でなにが起こるのか、またやれるのか、ちょっぴり楽しみでもあります。