秋雨-市民運動会、雨天順延2006年10月01日

 今日は市民運動会。昨晩は早めに就寝して準備万端でしたが、雨音で目覚め。市役所に電話してみると、来週8日に順延とのこと。また連休がつぶれてしまいました。。お天気には勝てません。

9月議会、閉会-06年9月議会最終日2006年10月04日

 午前11時より議会運営委員会。公平委員と人権擁護委員の選任に関する追加議案の説明。また9月26日の本会議における有友正本議員(超党派)の発言に不穏当部分があると指摘があり、本人申し出による削除扱いとなることに。これに対し一部委員より「既にCATVで放送されてしまっている。即時に対応すべきだったのでは?」という意見がでる一幕も。

 午後1時より、議員全員協議会(通称、全協)。午後2時より本会議。初日に可決された4議案を除く16議案と請願3件の委員長報告、質疑、討論、表決と議事は進行。今議会での私の判断は、20議案中、賛成19、反対1でした。私にとって15回目の定例会もこれで終了。議長より散会が告げられると大きく深呼吸。緊張感から解放される一瞬です。

 真剣勝負の後に疲労を感じるのは当たり前だと思うのですが・・

若者と冒険心-「香田証正さんはなぜ殺されたのか」2006年10月06日

「香田証正さんはなぜ殺されたのか」(下川裕治 新潮社)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410300231X/sr=1-8/qid=1160486067/ref=sr_1_8/503-1170862-1295145?ie=UTF8&s=books

 以前より気になっていたこの本を読了。2年前、イラクでの香田証正さん殺害事件の際、世論は激しいバッシングを浴びせました。私の知人もほとんどが批判的な中、正直私は一人違和感が拭えませんでした。私もかっては彼と同じような「バックパッカー」だったからです。

 作者の下川氏は「12万円で世界を歩く」などの著書をもつ旅行作家です。下川氏以前の旅行作品というと、沢木耕太郎の「深夜特急」http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101235058/sr=1-2/qid=1160488038/ref=sr_1_2/503-1170862-1295145?ie=UTF8&s=books や、もっと古典だと小田実の「なんでも見てやろう」http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061315838/sr=1-1/qid=1160488119/ref=sr_1_1/503-1170862-1295145?ie=UTF8&s=books あたりが有名でしたが、さすがに時代が古臭い(私は好きでしたが)感もあり、下川氏の肩の力の抜けた紀行文が当時の学生にはうけていたことを記憶しています。そんな下川氏が社会的事件を扱った本を書くのは初めてのはず。アマゾンで検索しても、この本は完全に浮いています。

 読後感は「言いようのない、やり切れなさ」。これに尽きます。香田さん殺害事件そのものよりも、その後の日本社会のバッシングに対して強くそれを感じます。私も昔は渡航自粛勧告中のカンボジアに陸路入国し銃撃されたり、暴動が多発するパキスタンのカラチで空港に逃げ込んで眠れぬ一夜を過ごした経験もあります。でも、それって若者の特権じゃないんでしょうか??

 4年前、徒手空拳で市議選に出馬した私も似たようなもんです。政治や選挙に無知だから可能だった一種の「冒険」だったのかもしれません。もし当時の私みたいな奴が同じ条件で「選挙に出たい」なんて言ってたら、今の私は間違いなく止めるでしょう。「バカなことは止めとけ」なんて言ってね。しかし、大人にとって理解しがたい行動が、時として世の中の閉塞をぶち破っていくことも真理なのでは?

 ニュージーランドで香田さんに英語をおしえた教師は日本人の反応に顔をしかめてこう言ったそうです。
「若者はもともと無知でバカなものでしょ。でも彼らには、年とった者にはない冒険心がある。その経験を通して成長していくもんなんですよ。それを周りの人々や社会がとやかくいってはいけない」

市民運動会2006年10月08日

 一週間順延の市民運動会、好天に恵まれた一日でした。私自身も出場したものの足引っ張るばかりで運動不足を痛感。街頭演説では体力がつかないようです。。

やってもうた-北の核2006年10月09日

コラムニスト小田嶋隆氏のブログがあまりに面白かったので、リンクを。
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/10/post_12b7.html

 「虚勢と恫喝」「亀田一家とかぶる」に大ウケ。私の周りにも心当たりがあるかも。「マトモに対応しないことが、唯一の対応策」ということですので、私の対応は正解だったようです♪

大洲市の長い一日-ニュース三本2006年10月13日

ニュースその1
・大森隆雄市長、今日退院。10月19日より公務復帰とのこと。

ニュースその2
・受任者名簿公開訴訟にて、大洲市の最高裁への上告が棄却、敗訴確定と、NHK報道。

ニュースその3
・自民党大洲支部総務会が西田洋一前長浜町長に次期県議選への出馬要請を決議。

電話連絡2006年10月18日

 本日昼過ぎ、議会事務局より電話連絡。明日公務復帰の大森市長が議会にあいさつしたいとのこと。これは注目。

大森市長、公務復帰2006年10月19日

 午前11時半より、市役所4階にて議会に対して大森市長が公務復帰のあいさつ。30人中24人の議員が参加しましたが、5分ほどで会は終了。なんにせよ市長の公務復帰に安堵です。問題山積の大洲市ですが、政治主導の強いリーダーシップの発揮を期待しています。

徳島へ-自治体議員研修会2006年10月21日

 民主党四国ブロックの自治体議員研修会のため徳島へ。私は所属政党なしの無所属議員ですが、協力議員ということで民主党愛媛県連からの招待をいただき参加してきました。

 最初の研修は篠原健弁護士による「公職選挙法 実践と課題」と題する講演。公選法ってグレーゾーンの解釈が多くて非常にややこしい法律です。具体的事例を元に公選法違反になるのかどうか質問が飛び交いますが、弁護士さんも歯切れの悪い回答。公選法違反は形式犯であって、良い悪いの問題ではないとの説明も。道路交通法に例えると「時速40キロの道を45キロで走ったら逮捕されますか?」って類いなんですよ。これでは取り締まる側の裁量に大きく左右される気も。本当は国会において与野党できちんとした統一ルールを作成すればいいのですが、大人の事情があるんでしょうな。

 もう一つは「北海道栗山町議会基本条例制定の経過と効果」という中尾修栗山町議会事務局長の講演。この栗山町議会の改革は今年愛媛新聞でも大きく取り上げられ、私も注目していた事例です。理事者が議員に質問できる「反問権」の実際例のVTRも流れ、あたふたする議員の姿に会場から笑いが。議員が政策を本当に理解しているかどうか暴露される制度だと思います。見てる分にはおもろいけど、やってる方は大変だよなあ。「議会を生かすも殺すも、最終的には議員の自覚」との言葉に大いに納得。馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできませんからね。

 終了後の懇親会では、小川淳也衆院議員(香川1区)http://www.junbo.org/ とも膝を交えて意見交換。私の2歳年上という同世代が国政で活躍していることに私も大いに刺激を受けました。愛媛からも出したいなあ。。