徳島へ-自治体議員研修会2006年10月21日

 民主党四国ブロックの自治体議員研修会のため徳島へ。私は所属政党なしの無所属議員ですが、協力議員ということで民主党愛媛県連からの招待をいただき参加してきました。

 最初の研修は篠原健弁護士による「公職選挙法 実践と課題」と題する講演。公選法ってグレーゾーンの解釈が多くて非常にややこしい法律です。具体的事例を元に公選法違反になるのかどうか質問が飛び交いますが、弁護士さんも歯切れの悪い回答。公選法違反は形式犯であって、良い悪いの問題ではないとの説明も。道路交通法に例えると「時速40キロの道を45キロで走ったら逮捕されますか?」って類いなんですよ。これでは取り締まる側の裁量に大きく左右される気も。本当は国会において与野党できちんとした統一ルールを作成すればいいのですが、大人の事情があるんでしょうな。

 もう一つは「北海道栗山町議会基本条例制定の経過と効果」という中尾修栗山町議会事務局長の講演。この栗山町議会の改革は今年愛媛新聞でも大きく取り上げられ、私も注目していた事例です。理事者が議員に質問できる「反問権」の実際例のVTRも流れ、あたふたする議員の姿に会場から笑いが。議員が政策を本当に理解しているかどうか暴露される制度だと思います。見てる分にはおもろいけど、やってる方は大変だよなあ。「議会を生かすも殺すも、最終的には議員の自覚」との言葉に大いに納得。馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできませんからね。

 終了後の懇親会では、小川淳也衆院議員(香川1区)http://www.junbo.org/ とも膝を交えて意見交換。私の2歳年上という同世代が国政で活躍していることに私も大いに刺激を受けました。愛媛からも出したいなあ。。

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