2015年(平成27年)1月まとめ ― 2015年01月31日
7月まとめ ― 2013年07月31日

新年度の抱負 ― 2010年04月01日
二項対立からの脱却 ― 2009年04月01日
この間メディアは「あいも変わらぬ政治とカネの問題」などと表層的な報道を繰り返していますが、現実に選挙実務に関わっている私からは疑問のわく内容ばかりです。
まず、小選挙区制の導入以降、衆院選には格段にカネがかからなくっています。党営選挙、政党助成金、マニフェスト選挙などの普及が候補者個人の金銭的な負担額をかなり軽減していることは事実です。中選挙区時代と比べると10分の1程度でしょう。
その結果、個人資産や有力な地元後援会を持たずとも優秀な人材が代議士になれる道が以前よりは開かれたと思います。実際、小選挙区制度導入後、全国会議員の世襲率はその割合を落としています。その点では確実に世の中は変化しているのです。
「政治家=悪、庶民=善」のような二項対立では国も地域も発展しません。優秀な指導者をしかるべき地位につけるためには、どのようにすればよいのかを考える必要があると思います。
以下のコラム4本を紹介します。非常に秀逸な文章だと思いますので、ぜひご一読ください。
田中良紹の「国会探検」
政治とカネの本当の話(1)
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_171.html
政治とカネの本当の話(2)
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_173.html
政治とカネの本当の話(3)
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_177.html
これじゃオバマは生まれない
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_178.html
***今日の街頭演説***
菅田下町にて17:30~
謹賀新年 ― 2009年01月01日
***今日の街頭演説***
オズメッセ21前にて15:30~
三笠通5丁目交差点にて16:30~
JR伊予大洲駅前にて17:30~
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衆院4選挙区激戦へ 首長選なども目白押し
今年は<選挙イヤー>。政権交代を懸ける衆院選(任期満了9月10日)が行われるほか、地方選でも今治、宇和島、伊予、砥部、鬼北各市町で首長と議員のダブル選が予定されるなど、首長選が5市3町、市・町議選も6市6町と、「統一地方選」並みに選挙が目白押しだ。各市町では行財政改革や産業振興などが争点になるとみられる。
■衆院選の構図 4選挙区の議席を独占する自民に対し、民主が1、3、4区、社民が2区にそれぞれ候補を擁立して野党共闘で挑む。共産は従来の選挙戦略を転換して候補擁立を1区に絞った。
1区は、自民現職の塩崎恭久氏(58)の対抗馬に、民主が知名度の高い新人の元民放アナウンサー永江孝子氏(48)を擁立して激戦区に。4度目の国政選挑戦となる共産新人の田中克彦氏(41)も加えた三つどもえの争い。
2区は、自民現職の村上誠一郎氏(56)と社民新人の岡平知子氏(51)の一騎打ち。
3区は、自民現職が今期限りでの引退を表明。公募で後継候補に擁立された自民新人の県議白石徹氏(52)と民主新人の白石洋一氏(45)が議席を争う。
4区は、自民現職の山本公一氏(61)に、八幡浜市長を父にもつ民主新人の高橋英行氏(36)、無所属新人の桜内文城氏(43)が挑む。
■首長選 ▽大洲市、砥部町、内子町(1月25日投開票)▽今治市(2月8日投開票)▽鬼北町(3月29日投開票)▽八幡浜市、伊予市(任期満了4月23日)▽宇和島市(同9月10日)。
■市・町議選 ▽砥部町(1月25日投開票)▽今治市(2月8日投開票)▽鬼北町(3月29日投開票)▽久万高原町(4月12日投開票)▽伊予市、西条市、伊方町、愛南町(いずれも任期満了4月23日)▽内子町(同4月30日)▽八幡浜市(同8月27日)▽宇和島市(同9月10日)▽大洲市(同10月1日)。
(2009年1月1日 読売新聞)
無情 ― 2008年10月09日
公約てんこ盛りの豪華リーフレットは「なにもしない」という現職批判を意識しての内容でしょう。
しかし仮に現職が再選することができても、自民党が野党になれば全くの絵に描いた餅になる公約です。その時には「今期こそはなにかをしてくれるだろう」と期待して投票してくれた有権者の期待を再度裏切ることは確実であり、先生も非常に厳しい批判にさらされることでしょう。
また、現職が再選できてかつ自民党が与党であり続けることができたとしても、地域の衰退に歯止めをかけることは困難な状況で、どちらにしても強い批判にさらされます。
もちろん落選すれば、その時点で政治生命は終わりです。
こう考えると、現職先生もまさに「進むも地獄、退くも地獄」といったところでしょうか。頑張れば頑張るほど己の首が締まっていく・・・政治とは無情であると実感します。
***今日の街頭演説***
オズメッセ21前にて16:30~
08年9月定例会、一般質問初日 ― 2008年09月17日
「1年に2回も政権を放り出す総理大臣も問題ですが、一番の問題は選んだ側の責任であります。つまり、今の自民党政権にはまともな宰相を選ぶ能力が無いわけでありまして、もはや政権担当能力を喪失しておる状態であると、この際はっきり申し上げておきます。麻生新総裁が選ばれても、また同じ事の繰り返しであります。目まぐるしく指導者が交代し、権力がどこにあるのかはっきりしない今の状況は、幕末の江戸幕府や崩壊直前のソビエト連邦とよく似ております。自民党政権の崩壊は歴史の必然であるのです。
小泉竹中路線による自民党政治はなにを国民にもたらしたのか。給与や収入の格差を広げ、社会保障の格差を広げ、都会と地方の地域の格差を広げ、生活の格差を広げたのであります。このような政治を改め、政権交代を実現し、民主党政権による緊張感ある政治の実現こそが、今の私にとりまして、大きな使命であります。
大森市長におかれましても、先ほど、次期市長選出馬の決意を聞かせていただきました。それならば、なおのこと、年内にも実施されるであろう次期衆議院総選挙におきましても、政治と、そして歴史の大局を見誤ることのないよう、より慎重な行動をとっていただきたい。このことを、この場をお借りして、心よりお願い申し上げます。」
そんな怒るほどたいしたことは言ってないと思うのですが。思い出されるのが4年前です。5期目を目指す現職に有力新人が立候補表明するなど騒然とした雰囲気の市議会で、私が軽い現職批判をすると当時の市幹部が猛然と抗議してきたことがありました。今までどんなに批判されても柳に風だったのに、これくらいの発言でなぜ過剰反応するのか?と当時疑問に思ったものです。「人間は余裕のある時に余裕な態度は誰でもできるが、余裕のない時に余裕のある態度はなかなか出来ない」ということでした。その後、選挙結果がどうなったかは市民の皆さんがご存知の通りです。今日の自民党所属議員の過剰反応は、自民党の凋落ぶりを私に一層確信させるものでした。
政治家は身分制? ― 2008年07月18日

しかし我々いわゆる政治担当者の権限は全て国民主権に基づいているものです。だから4年に一度強制的にクビになり、有権者の審判を仰ぐわけです。政治担当者が給与に見合う仕事をしていないと有権者が認識すれば選挙によって入れ替えればいいわけで、これが民主主義というものです。
江戸時代の身分制のように住民に政治担当者を選択する自由が無ければ「給与を半額にしろ!」という異議申立ても理解できます。しかし
国民主権の現代日本では、より少ないコストで政治を担当できる人材を国民が自由に送り込めばいいはずなんです。
「そんなやつはいない」と言うのであれば、そういう人物を発掘するか自分がやるかのどちらかです。7年前、私が市議選立候補を決意したときもこの発想でした。「ええい面倒くさい、それなら自分が出るよ」というわけです。不満があるなら自分でやる。愚痴を言う前に黙って汗を流す。他人に責任転嫁するだけでなく、みんなが少しずつ前向きに行動していくだけで、わがまちは随分風通しが良くなるはずです。
「まちを支えて、まちに頼らず」の精神はずっと持ち続けたいと思います。
***今日の街頭演説***
鹿野川バス停前にて17:00~
「新しい自民党」への拒否感 ― 2007年08月17日
ニュース番組のコメンテーターが「自民党が古い自民党に戻った」と悪い表現で使う場面を見聞きしますが、私は違和感を感じます。今回の選挙結果は市場原理主義的な「新しい自民党」に対する明確なノーであった、というべきです。地方住民の立場から見れば、地方切り捨ての「新しい自民党」よりも、面倒見の良かった「古い自民党」のほうが遥かにマシだと考えているのです。
一昔のような予算大盤振る舞いの公共事業で地方活性化なんてことは、国家財政の状況からももはや無理でしょう。とはいえなんでも自由競争の「新しい自民党」では地方の衰退は止まりません。そんな時代状況の中で、希望の持てる「第三の道」をきちんと示していくことが、これからの民主党や我々友近陣営に課せられた課題だと思います。
硫黄島二部作 ― 2007年08月15日
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
日本兵の兵卒につい感情移入してしまい、暗澹たる気分に。
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