肱川治水対策特別委員会2005年12月14日

 肱川治水対策特別委員会を傍聴。今回の特別委は菅田区長会からの「肱川の早急な治水対策を求める請願書」(紹介議員、有友氏、西村氏)の審査です。

 いろいろな方向から議論されましたが、大勢意見としては「含意はよくわかるが、上下流バランスのとれた治水対策が必要。先の議会で類似の請願が採択されているので、今回は趣旨採択が妥当」というものでした。採決の結果は、全員が趣旨採択を支持。

 議論の中で印象に残ったのは大野立志委員(自民ク)の「山が荒れている現状をどうにかしないと、河川改修、掘削しても同じことの繰り返しだ」との発言。これは私もまったく同意!河川改修やダムが対症療法だとすれば、森林整備は体質の改善です。地域経済の振興と雇用につながる森林整備の重要性をもっと強調すべきではないでしょうか。神学論争もどきな山鳥坂ダム治水効果論を論じるより遥かに有用です。