常任委員会初日2005年12月15日

 午前中は私も所属する市民福祉委員会。質疑で目についたのは、長浜地区の大和保育所に関して「18年度に完成予定であり0歳児も対象。子育て支援センターも併設予定」との答弁でした。

 市内に3ヶ所ある斎場については、当面は既存施設維持、統合は今後検討との答弁。

 また大洲学園での事故時対応の現状についての私の質問に対して、「万一の時は、医療機関への通院など負傷者の保護を最優先する。園長、保健士が中心となり保護者へ事故状況を報告。速やかに事故報告書を提出させ職員会を開き、事故原因の究明と防止対策を協議する。その後、できるだけ早く保護者に説明し、不信感を招かないよう最大限の努力をする」との非常に細かい答弁がでました。

 委員会終了後は、委員全員が居残り高齢福祉課職員と介護保険制度の改正について勉強会。終了は12時を大幅に過ぎた時間でした。今日の勉強会は元々向井委員長の提案で開かれたものであり、委員長のやる気ある行動は、私も高く評価したいと思います。

 午後は総務文教委員会を傍聴。市所有のいわゆる「塩漬け土地」問題に関して、「長年所有することで簿価が高くなり、悪循環を招いている。売れる時はおもいきって売る考えである」との答弁。

 この委員会での注目は、上須戒地区の大洲少年自然の家についてでした。「今回の予算は必要最小限の補修費用。行革の進行で施設が廃止される可能性が高い」との叶本教育長の答弁。「現状はかなりの赤字である。地元で有効活用できるのであれば、更地にするのか建物を残すのか、検討の余地はある」との尾崎教育部長の答弁も。

 私の記憶では、公式の場で少年自然の家の存廃問題がでてきたのは初めてのはず。この問題、今後も注目していきます。